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五色の豆ご飯
ハトムギ、黒豆、緑豆、小豆、トウモロコシ
上記の五種類のいづれの豆にも利尿の作用があり、梅雨時のうっとおしい時期に、余分な水分の代謝の促進に向いています。とくにトウモロコシは、ヒゲの部分も切り刻んで一緒に炊いても香ばしく召し上がれます。
小豆は、漢方の生薬として赤小豆(セキショウズ)とも呼ばれ、高い利尿作用があるので
浮腫み、胃内停水、手足の冷え、下痢、ジュクジュクの皮膚炎
などにおすすめの食材で、解毒作用もあるので
ニキビ、吹き出物、目の充血、のどの痛み
など化膿による炎症にもおすすめの食材です。
はとむぎは
漢方の生薬としてヨクイニンとよばれ、利尿作用と脾胃肺を整える作用があり
浮腫み、下痢、食欲不振、痰、胸苦しさ
などの改善に、また、炎症を抑える作用もあり
喉の痛み、ニキビ
などや、肌の水分の調整による
イボ、美白
など美容効果に楊貴妃も毎日食べていたと言われています
緑豆は
涼性の性質を持ち、身体の余分な熱を清まし炎症を鎮めるので
ニキビ、のどの痛み、夏バテの予防などに
また、利尿作用により、浮腫みの解消にも。中国では夏にはスイカと緑豆のスープで涼をとる習慣がありました。緑豆は皮が硬いのですが、皮の部分は解毒の作用があり、実の方は清熱の作用があると言われています。皮膚トラブルなどは、皮つきの緑豆のほうが効果的です。
とうもろこしは脾胃の消化器系を整え消化機能を高めるので
食欲不振・消化不良
などの解消、そして、また気を補うので
疲れた時、ばてた時に
さらに利尿作用もあり、身体が重い、浮腫み
などの解消にもおすすめできますが、トウモロコシはヒゲの部分や、芯の部分にも同様の作用があり、特にヒゲの部分は、南蛮毛(なんばんもう)ともよばれ高い利尿作用など漢方の処方にも使われています。
黒豆は
全身の余分な水分を取り除き血を補って巡らせます。
眩暈、立ちくらみ、爪、髪
など気になる方に。黒い食材は腎を補うので、中医学のアンチエイジングの基本の食材です、ポリフェノールのアントシアニンを豊富にふくみます。
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