鳥取の漢方相談・調剤薬局
宮廷女官チャングムの誓い大長今 第五話から
たかが水?されど水
・・水から考える中医学
今日も薬食同源イヌイ薬局ブログへのアクセスありがとうございます。
今日も、少し古いお話ですが、「冬のソナタ」と並んで人気の韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い:大長今」から薬膳・中医学の話題を紐解いてみます。
アトピー肌から美肌を目指す方、不妊症から安心安全な妊娠出産を目指す方、リバウンドしないダイエットを目指す方のための薬食同源ブログを書き綴りますのでよろしくお願いします。
中医学のバイブルで最古の医学書と言われる 黄帝内経(コウテイダイケイ)に五味の過剰の害についての記述があります。
「心は苦味を欲し、肺は辛味を欲し、肝は酸味を欲し、脾は甘味を欲し、腎は鹹味を欲す。」
(黄帝内経素問 金置真言 こうていだいけいそもん きんきしんげん)
酸っぱい味の酸味
苦い味の苦味
中国茶の基本は 青・緑・紅・黄・白・黒 のお茶です。
前号に続き陰陽の原則について、月の400倍の体積がある太陽と月が同じ大きさに見える地球は陰陽がバランスする惑星と中医学では考え、その陰陽のルール、原理に順じることが健やかな生命の維持に大切な真理と考えます。
この、陰と陽の基本的なルールは
月の400倍の体積の太陽と月が同じ大きさに見える地球は、陰陽がバランスする惑星と中医学では考え、その陰陽のルール、原理に順じることが健やかな生命の維持に大切な真理と考えています。
前回は、お水も体質や体調に合わせて飲むと身体が喜ぶことお伝えしました。
この考え方は中医学の基本なので漢方のお薬も食事も、体質体調に合わせて植物などの草木や食材を 組み合わせます。
これからこのコーナーでは、中医学に基づく薬食同源の薬膳についてお伝えします。
薬膳というと、苦かったり、味が薄くてまずい食事を連想される方も多いと思いますが、本来の薬膳は体質体調に合わせて食材や薬味を考えられた食事です。