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アトピーの薬膳と漢方・・・ジュクジュクアトピーにはデトックス
こんにちは
鳥取で、漢方相談や薬膳講座を行っている
イヌイ薬局の乾康彦です。
その、ご相談のなかで
３歳のＲ君の悩みは、
生まれつきのアトピーといわれていました。
特に、小麦のアレルギーがあってパンやケーキが禁止され
お誕生日ケーキが食べられないのがつらかったようです。
Ｒ君のアトピーは、全身に症状があって
痒み、赤み、そして四六時中にじみだしてくるジュクジュク
のアトピー。
そんなＲ君も
１、２週間に一度おばあちゃんにカウンセリングにつれてきてもらうこと
２、患部の状態を確認させてもらうこと
３、お薬と薬膳・食事の注意を忘れないないこと
上記、３つの約束を守ってもらいました。
Ｒ君は、便秘がひどく１週間に１～２回の排便だったので、
皮膚の炎症をお通しから排泄する漢方のお薬や
良質な油と、新鮮な野菜果物で腸を潤して
一日一回の排便をカウンセリングでを確認させて
もらいました。
最初は頑固だった便秘も、２か月をすぎたころから徐々に動き出し
お薬や、薬膳を調整しながら一日一回の快便になると、
あの激しかった赤みもジュクジュクも
日を追うごとに消えてゆきました。
そして、赤みや炎症が消えたあとのお肌は
炎暑うの熱によってとても乾燥しているので、乾燥による痒みが
残るため、お薬も薬膳も
お肌を潤して丈夫な皮膚を再生させる
ように変更してゆきました。
特に、
お食事は野菜や果物、そして新鮮で良質な油
がかかせません。
一年がかりで、きれいな肌になったＲ君が誕生日を迎えたので、玄米の
粉でパンケーキをお店で焼いてあげて、はじめてのお誕生日ケーキでお祝
いしました。
でも、そのあと
「祝ってくれる家族や友達と同じケーキが食べたい。」
という彼の希望がきっかけで、玄米粉と卵と甘酒で味付けをした
イヌイ薬局開発の真室茶荘甘麹ショコラが誕生しました。
この、甘麹ショコラはグルテンフリーで白砂糖も使っていなかったので
世間のグルテンフリーのブームもあって、コロナ感染の前までは、東急ストア
さまなどでお取り扱いいただいた時期もありました。
生まれつきのアトピーといわれていても、
妊娠中のパン食が多かったなど、妊娠中の母体の食事が原因のことが多く
（中医学で胎毒（たいどく）と言っています）、
身体にあった薬膳や、適切な漢方のお薬で、本来持っていた綺麗な肌を
取り戻すことが出来ます。
今回も
１ひとりひとりの症状良く見つめて体質や皮膚を見極め
２その体質にあった漢方のお薬や食事を選んであげること
で自然で速やかに悩みを解消することが出来ます。
難解な４文字熟語が多い中医学ですが、基本は
１その大切な人の体質を良く見つめること
２その大切な人に最適なものを選んであげること
で、健やかさを取り戻すことが出来ます。
お子さんのアトピーについての拙著、電子書籍
参考ください。
また、食と薬膳の国際ライセンスともいえる
国際中医薬膳師 養成講座 （鳥取・オンライン）
にご興味のある方は、上記のリンクから
また、書籍での独習希望の方は
薬膳師試験対策 薬膳学基礎ならこの一冊
薬膳のための中医学基礎陰陽五行・気血水編
参考ください。
