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梅雨時のジュクジュク・アトピーの予防と薬膳
梅雨時のジュクジュクアトピーの予防に
今日は、梅雨時に店頭で圧倒的ご相談が多いアトピー性皮膚炎の予防についてお伝えします。
中医学では未病先防(みびょうせんぼう)といって病気になる前に予防してしまうことを理想としています。梅雨の時期にジュクジュクタイプのアトピー性皮膚炎が悪化しやすいのは、中医学で、「身体の不要な水分」が原因と考えています。この「不要な水分」のことを中医学では「湿(シツ)」と言っています。この「湿(シツ)」は外界の水分のように、梅雨時などの湿度が高い時はこの「湿」も蒸発しにくく、またこの時期は胃腸機能も低下して「湿」の排泄がされにくなるので、体内に「湿」があふれてしまいますが、皮膚から溢れるとジュクジュクアトピーに、気管支から溢れると喘息の症状を引き起こしてしまいます。
ですから、ジュクジュクアトピー予防の基本は、「身体の余分な水分」を溜めないことです。
「からだの不要な水分」=「湿」が引き起こす症状の原因はほとんど食事や生活習慣、または下痢便秘をはじめ胃腸などの消化機能にあるので、大切なご家族の健康は、キッチンから始まるといえます。
薬膳的には、
はとむぎ、とうもろこしの髭、緑豆、小豆、黒豆、枝豆
などが、身体の湿を排泄する「利湿(りしつ)」の性質を持ちます。
また根本的には胃腸が丈夫であれば「からだの余分な水分」の排泄が促進され「湿」がたまりにくくなるので
かぼちゃ、蓮根、山芋、なつめ、卵黄、きび、ひえ、黒米、玄米
などの胃腸を補う健脾の性質を持つ食材がおすすめなので、日頃から積極的に召し上がってください。
ジュクジュクアトピーにも、浮腫みの予防のにもおすすめの薬膳として、
五つの豆でつくるご飯
レシピは 薬食同源のイヌイ薬局 https://drug-inui.com/node/678
参考ください。
株式会社イヌイ
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