鳥取の漢方相談・調剤薬局
毎年3月5日頃には啓蟄(けいちつ)を迎えます。この頃から大地が暖かくなリ、冬眠していた動物や虫が目覚め、巣穴から出て動き始めます。防虫の始まりです。ゴキブリをはじめとする害虫の多くは丁子(クローブ)、ミントなどの香辛料やハーブを嫌います。これらのハーブを室内などに置いておくと彼らに遭遇することもなく、不要な殺生をしなくて済みます。
毎年2月18日~20日頃に二十四節気の雨水(うすい)を迎えます。雨水は文字通り寒さがやわらぎ、雪が雨やみぞれに変わリはじめます。植物にとっては恵みの雨となり、積もっていた雪も溶けはじめ、雪どけ水に早春の足音が聞こえ始める頃。
立春(りっしゅん) 立春は暦の上では春で、天の気は春に向かいますが、地の気には未だ冬の寒さが残ります。が、徐々に陽気が増して、4月18日の雨水(うすい)の頃までには、春の兆しが顔をのぞかせ始めます。そろそろ身体も春に備え、寒さで縮んで溜まっていた老廃物を、お茶で流しておきましょう。(少酒多茶) 中国の習慣では、春節はお茶と薬膳春巻きで楽しみます。
大寒(だい かん) 2022年1月20日、例年1月20日頃には大寒を迎えます。 ( 1月20 日頃/初候 :蕗薹(ふき)の華さく,次候 :沢水氷つめる,末候:鶏始めて産む)
小寒(しょう かん)は2023年は1月6日に迎えます。例年1月5日前後に迎えます。
2021年は12月7日、毎年12月5日を過ぎた頃には大雪(たいせつ)をむかえ、本格的な冬の到来。大雪の文字通り、北国では本格的な降雪積雪がはじまり、全国的にも朝夕には、川や池に氷が張り、冷たさが増してゆく時期です。
2021年、2022年、2023年は11月22日、毎年だいたい11月20日過ぎには、二十四節気の小雪(しょうせつ)を迎えます。 天の気は上昇し、地の気が沈み太陽が北に傾くので日差しは弱くなって冷え込みが厳しさを増します。 虹をみかけることが少なくなるといわれ、北の地方から徐々に積雪が始まり、冷たい北風が木々の葉を落としますが、柑橘類は黄色く染まります。
2021年は11月7日に立冬を迎え、暦の上で冬を迎えます。水仙や椿の花に本格的な冬の訪れを買いま見ることができます。 。 陰陽のバランスでは陰気がさらに増して、陽気はさらに地に潜む時期になります、陽差しは弱く短くなり、北から木枯らしが吹きはじめると、池や湖や大地が凍りはじめます。
今日、2023年10月24日は霜降(そうこう)を迎え、爽やかな秋の涼しい時節が終わり、一歩一歩寒さが厳しくなる時節。 秋の最後の節気で、約2週間後には立冬(りっとう)を迎え暦の上での冬になります。 自然界は、静かで冷たい性質の陰気が増して行くため、空中の水分や露は陰気と結びついて霜(しも)となりやすい時期。